since 2013
2019年3月、馬島清掃団の活動に対して国土交通省より感謝状を頂きました。
これまでの活動に御参加・御協力いただきました皆様のおかげです。
これからも地道に活動して参りますので、今後とも御協力お願い申し上げます。
県内最小の島
「馬島」
馬島(北九州市小倉北区)は、市の北側、響灘(本土から約9.4 km)に位置し、人口は14戸35名(2016年9月時点)です。
漁業と農業が生業である「県内最小の島」でもあります。
海岸延長は4.6kmで、海岸の大部分が礫浜となっており、一部砂浜となっています。
島の標高は20mほどであり、丘陵が連なる台地状の地形となっています。
老若男女の誰もが参加できる
「馬島清掃団」
漂着ごみの回収・処理方法については、今日の課題になっています。
国においても「海岸漂着物推進法」が制定され、各自治体も対策のための計画を策定している状況です。
これに基づき馬島では2013年より、馬島漁協と地域のNPOとの協働事業により漂着ごみの回収のための清掃活動「馬島清掃団」を開始しました。
清掃活動で回収される
「漂着ごみ」
海岸線には、いろいろな種類の漂着ごみが流れ着いてきます。外国からのものもありますが、馬島の場合、そのほとんどが私たちの生活から出る、プラスチック製品のごみです。
これらのプラスチックは、海を漂い、光や波で細かく砕かれ「マイクロプラスチック」という小さなプラスチックになり、海の生態系に対して悪影響を及ぼすことが知られています。
漂着ごみの種類(2011年 馬島現地でのICC調査より)